June, 8, 2022, Reswood City--DellOro Groupの調査によると、世界のデータセンタスイッチ販売は、1Q 2022に確実に伸び、これまでの市場で二番目に高い収益を記録した。これは、前期に達成した記録的販売水準にわずか2%下回る。
Arista, H3C, Juniper, Star-net Ruijieおよびホワイトボックスベンダが、市場における成長のほとんどを獲得した。Aristaは最速成長を記録し、同期中に収益シェアを2ポイント以上増やすことができた。
「進行中の供給問題にもかかわらず、データセンタスイッチ市場は、全ての主要市場セグメントで継続して極めて良好な成績。クラウドサービスプロバイダ(SPs)が、前年比増で約70%の貢献だった」とDellOro Groupシニアリサーチディレクタ、Smeh Boujelbeneはコメントしている。「同期中、興味深かったことは、全てのコンポーネント、産業、地域、メーカーに影響を与えているこれら供給問題にも関わらず、ベンダの中には、どういうわけか、市場で良い成績を上げることができたところがあった。しかし、いくつかの製品で現在6ヶ月を超える長いリードタイムを前提とすると、1Q 2022にレポートした販売やベンダの成績は、受注を反映したものであり、場合によっては、昨年下期に起こった競争的置き換えであることに留意したい」と同氏は付け加えている。
1Q 2022 Ethernetスイッチハイライト
・25 Gbps, 100 Gbps, 200 Gbps, and 400 Gbpsが、1Q 2022出荷の約70%、収益の80%を構成。これは、需要と供給で新しい速度にパンデミックが有利に働いたためである。
・400Gbps出荷は、同期中に80万ポートを超えた。ただし、あるクラウドSPsでは繰延収益。400Gbpsは、今年、継続して加速すると考えられる。