August, 28, 2014, Campbell--Infonetics Researchは2014年第2四半期(2Q14)「サービスプロバイダルータとスイッチ」レポートを発表した。
調査結果の要点
・世界のサービスプロバイダルータとスイッチの2Q14売上高、IPエッジとコアルータおよびキリアEthernetスイッチ(CES)を含め、前期比20%増、39億ドルに達した。
・2Qの成長は堅調であったが、長期トレンドは前年同期(2Q13)比4%減に反映されている。
・IPエッジルータ、IPコアルータ、CESセグメントはすべて、2Q14は前期比2桁の売上増だった。
・前年同期比で、EMEAだけが2Q14キャリアルータとスイッチ市場でプラス成長(+3%)だった。一方、他の全ての地域(北米、EMEA、APAC、CALA)は前期比増となった。
・いつも名前が挙がるベンダ上位4社はルータとCES市場シェアの座を巡って戦い、2Q14はCiscoがトップの座にとどまった。これに続く2-4には、Alcatel-Lucent、Huawei、Juniper(アルファベット順)が入っている。
・Infonetics Researchの予測では、世界のサービスプロバイダルータとスイッチの売上高は、2013-2018年の期間にCAGR 2.8%で成長する。
主席アナリスト、マイケル・ハワード氏(Michael Howard)は、「コアルータのアップグレードと置き換えは100GEへの移行と多数の老朽コアルータで促進され、2Q14のコアルータセグメントは前期比11%増となった。まだ成長の予知があるので、コアルータは一年を通じてプラス成長を維持すると見ている」とコメントしている。