August, 19, 2014, Boston--市場調査会社Infonetics Researchは2014年第2四半期(2Q14)「光ネットワークハードウエア」レポートを発表した。
主な調査結果
・北米では、グーグルなどのインターネットコンテンツプロバイダ(ICPs)が、ADVA、BTI、Infineraを含む少数のベンダで投資の波を作り出した。2Q14では、4000万ドル急増と推定される。
・世界の光ネットワークハードウエア販売は、SONET/SDHとWDMを含め、2Q14は前期比27%増、33億ドルだった。これは、季節要因によるHuaweiとZTEの好調に助けられている。
・世界の光投資は、前年同期比ではほぼ横ばい。これは力強いAPACがEMEAの投資落ち込みを相殺したため。
・2Q14世界のWDM装置売上高は前年同期比で6%増。
・2014年上半期は、Alcatel-Lucent、Ciena、Cisco、Huawei、Infineraなどによる100G WDM出荷が激増。
・CienaとInfineraの北米光装置売上は2Q14に前年比急増したが、富士通とAlcatel-Lucentは減少。
主席アナリスト、Andrew Schmitt氏は、「従来Tier1はヨーロッパの既存オペレータや北米のRBOCに関連した言葉だったが、今ではTier1投資の伸びは新興のダークファイバキャリアやインターネットエクスチェンジキャリアからきていることは質的に明らかである。これらのキャリアは、垂直統合型インターネットコンテンツプロバイダ(ICP)とともに、コアインターネット接続およびデータセンタ内の容量成長域となっている」と分析している。