March, 1, 2022, New York--ABI Researchによると、COVID-19パンデミックがデジタル変革のペースを速めた、またそのペースに減速の兆しはない。
ウエアハウスへの協働ロボット出荷、CAGR 37%で2026年には47000を超える見込である。
昨年、世界のウエアハウスに出荷されたのが10000以下、2020年の出荷が2000台超であることを考えると、これは激増である。
「協働ロボットは、最大精度で多数のタスクを実行できる。それに対して、一般的なウエアハウスロボットは、一度に一つのタスクしかしない。また、マシンラーニングによる全ての反復で優れたパフォーマンスが可能であり、従来のロボットよりも可動性が優れており、軽量である。協働ロボットは、ウエアハウス操作を強化し、類似のソリューションよりも優れたパフォーマンスを達成する様々な可能性を提供するので、その人気の急増は驚くに当たらない。また、今後数年で、継続して人気が高まる」とABI Researchの産業アナリスト、Adhish Luitelはコメントしている。
ラストマイルデリバリ向け自律的モバイルロボット出荷は、2021年の7000から2030年には309000に増加する。
ABI Research主席アナリスト、Stuart Carlawは、「ラストマイルデリバリの課題には、納期の短縮、収益性の問題がある。全出荷コストの約50%がラストマイルにあるからだ。また、利用できるスタッフや車輌に基づいたスケーリング問題がある。ビジネスが、輸送の最後の行程を十分に最適化することが極めて重要である。実質的にデリバリコストを減らすだけでなく、一貫した最終顧客エクスペリアンスを提供することだ」と説明している。
(詳細は、https://www.abiresearch.com/)