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Excelitas、強化版シリコンアバランシュフォトダイオード

February, 10, 2022, New York--Excelitas Technologies Corp.は、強化版C30902SHファミリSilicon (Si) Avalanche Photodiodes (APD)を発表した。
 1pW以下の光パワーでの使用を目的にしたC30902SH ファミリ Si APDsは、低光レベルの検出で、最高パフォーマンスレベル、最小ノイズである。高量子効率(QE)と低ダークカウントレートを特徴とした、アップグレードC30902SH Si APDsにより、量子通信を含む様々なアプリケーション向けシングルフォトン検出システムの開発が可能になる。

超低、安定ダークカウントレートの組合せで、C30902SH Si APDsの高フォトン検出確率は、誤検知検出イベント阻止に役立つ正確な計測結果を提供する。アップグレードされた製品によりコンパクトなシステム組込が可能になるので、ユーザは、SPADパフォーマンスに完全に一致した、アプリケーションに最適化されたクエンチングエレクトロニクスを設計できる。

強化版C30902SHファミリの特徴
・超低ダークカウントレート、シングルフォトンカウンティングを可能にする
・高QE、800nmで84%ティピカル
・気密封止パッケージ
・-40oC~+85oCの広い動作温度
・利用できる光量が非常に低い(1pW以下)アプリケーションでも検出可能

「Excelitasの高いパフォーマンスリアエントリ‘reach-through’シリコンAPDsは、コストとパフォーマンスで最高の妥協点を提供することでよく知られている。したがって、当社は、変化する市場要求に対処するために提供品を絶えず拡大ししている」と同社製品リーダー-フォトンディテクション、Denis Boudreauは、話している。「強化版C30902SHディテクタは、フォトンカウンティングまでの低光レベル検出に眼を向けている設計エンジニアに最高の性能レベル、最小ノイズを提供する。それらは、新興の量子通信市場では理想的なオプションである」。

C30902SHは、次のいずれかで使用できる。ティピカル利得250、それ以上のリニアモード(Vr < Vbr)、または“ガイガー” モード (Vr > Vbr)、非常に低く安定したダークカウントレート、パルスレシオ。このモードでは、増幅器不要であり、シングルフォトン検出確率は約50%が可能。さらに高いパフォーマンスには、これらハイパフォーマンスSPADsは、シングルまたはデュアルステージTEC付で提供される。

(詳細は、アンカーテキストhttps://www.excelitas.com)