January, 11, 2022, Pittsburgh--Teledyne FLIRは、US国防脅威削減局(DTRA JSTO)と1570万ドルの開発契約を締結し、新しい戦場脅威マッピングと可視化ツールを開発する。その技術により、センサからのデータで危険物の脅威をデジタル的にマッピングできるようになり、モバイルフォーン、タブレット、HUDsの複合現実(MR)によりその正確な位置が「見える」ようになる。
Teledyne FLIRは、パートナーと協力してソフトウエアを開発する。これは、化学、生物学、放射線および核(CBRN)脅威を正確に特定、計測し、一連の戦術攻撃KIT(TAK)ツール内で見えるようにマッピングする。その脅威マップは、エレクトロニクスで動作するTAKにより「シースルー」拡張現実(AR)に可視化される。また、統合視覚化増強システム(IVAS)のような未来のHUDデバイスでも可視化される。
DARPAのデジタル戦場管理局から資金提供を受けたプログラムの目標は、改善されたCBRN状況認識の提供、TAKユーザが化学的および生物学的危険を見て回避できるようにすることである。プロジェクトは、IVASを装備した未来の兵士が、化学-バイオ脅威を可視化し、偵察や汚染除去ミッションで、リアルタイム決定サポートを受けられるようにする。加えて、そのプログラムは、さらに、軍の自律的汚染除去取り組みに向けてAIとARの基礎作りをする。
Teledyne FLIRの無人および集積ソリューションビジネスのジェネラルマネージャ、Dr. David Cullinは、「どこに配置されても軍隊を守るために、われわれは最先端の検出、戦場管理技術を利用して、化学および生物兵器による致死性のリスクに反撃する必要がある。われわれの兵士が直感的に危険な化学-バイオ脅威を可視化し、同時にIVASや自律的ロボット汚染除去と結びつけられた未来の能力の前進に寄与するこの取り組みを主導することを誇りに思っている」とコメントしている。
契約は、ネットワーク化された化学-バイオセンサとAR視覚化ツールで構成されるミッションフレキシブルなプロトイブ開発に資金を供給する。プロトタイプは、DTRAが、複数のイベントで評価する。受注は、12ヶ月ベースの期間、3つの12ヶ月オプション、プラス他のオプションタスクを構成。開発は、Teledyne FLIRのピッツバーグサイトで行われる。
(詳細は、https://www.flir.com)