4×400G MSA､OSFP-XDで1.6Tbpsを狙う

January, 7, 2022, San Jose--4x400G Multi-Source Agreement (MSA)は､業界コンソーシアム形成を発表した｡目的は､100Gbps/レーンで動作する高密度1.6Tbps光トランシーバの開発と導入､普及を進めること｡このMSAの設立者には､Arista、Broadcom、Intel、Molexおよび AOIが含まれている｡

4×400G MSAは､SMFで10kmまでの距離の既存100Gラムダ光インタフェース標準をベースにして次世代ネットワークインフラストラクチャのエンドユーザ要求に対処する｡広範に利用されている､実証済みの100G/レーン光コンポーネント技術と製造インフラストラクチャを利用することで､1.6Tbps 4×400Gソリューションが即座に供給可能になる｡

高密度1.6Tbps光インタフェースは､すでに12.8Tbpsおよび25.6Tbpsスイッチや他のネットワーキング装置に導入されている標準400G FR4および2×400G FR4モジュールと互換性がある｡同じアプローチを使って､4×400G LR4光モジュールの提供が可能である｡これらは、インストールされている400G LR4および2×400G LR4オプティクスと完全互換性がある｡

この仕様は､業界トップのOSFP-XDプラガブルフォームファクタを活用して､CMIS準拠モジュールをサポートする｡それは､1.6Tbpsデータレートをサポートし､1RU(32ポート)高密度フォームファクタネットワーキングフェイスプレートで51.2Tbps帯域を可能にしている｡

業界は､レーン当たり200Gオプティクスソリューション開発プロセスにあるが､100G/レーンソリューションは､幅広い市場要求に合致しており､最初の目標導入を2023年として迅速に市場投入されることになる｡

｢導入されている100Gラムダオプティクスとの互換性が大手顧客がOSFP-XD高密度オプティクスモジュールフォームファクタを採用するための重要な要件である｡新しい4x400G MSAは､100Gラムダスピードで1.6Tオプティクスにマルチソースエコシステムを可能する｣とArista Networks CDO､Andreas Bechtolsheimはコメントしている｡

｢業界は光のスピードで動いている｣とLightCounting CEO/創始者､Vladimir Kozlovは言う｡｢AIクラスタやデータセンタのパフォーマンス拡張が､多くのオプティクスを必要としており､顧客は200G/レーンデバイスが出るの待つつもりはない｡しかし､そけはよいことだ｡われわれは､16×100Gオプティクスが市場に出て､このニーズを満たすのを楽しみにしている｣｡