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Jenoptik、マイクロオプティクス事業の製造能力倍増

September, 30, 2021, Dresden--Jenoptik Groupは、ドレスデンにオフィス棟付、最先端の製造ビルディングを建設する。全体として、フォトニクスグループは、マイクロオプティクスや半導体装置向けセンサのためのクリーンルームファシリティに約7000ユーロを投資する計画である。Jenoptikは、2021年5月に、24000平方メートルの土地を取得し、それ以降、ビルのさらなる詳細を計画、設計してきた。クリーンルーム製造のための最高の清浄度と振動要件に加えて、プロジェクトはエコロジカル、社会的側面にも焦点を当てている。Jenoptikは、プロジェクトの持続可能性証明を探求している。

Jenoptik社長& CEO Stefan Traeger.は、「われわれは、ドイツ、特にドイツのシリコンバレーであるドレスデン、半導体産業の際立つ場所にマイクロオプティクス事業への意識的投資を行う」とコメントしている。ドレスデンは、半導体産業にとってヨーロッパの重要な場所であり、この産業で活動している多くの世界的企業や研究機関の拠点である。Jenoptikは、2007年以来ここで活動し、半導体リソグラフィシステムで使うためのマイクロオプティクスやセンサを製造してきた。従来のオプティクスと違い、これらの高精度コンポーネントも、半導体製造と同様のプロセスで製造される。

「新工場により、われわれのオンサイト製造能力を増やし、2倍以上にすることができる」(Stefan Traeger)。建設は2022年に始まり、2025年早期に製造がスタートする予定。ドレスデンサイトには、現在の50に加えて、さらに60のハイテク職が増える。

ここで製造されるマイクロオプティクスとセンサは、現在および未来のリソグラフィ技術(DUVとEUV)の中核的コンポーネントであり、さらなる小型設計により、一層コンパクトなチップ構造となり、コンピューティングパワー増強に貢献する。半導体の成長は、特にデータ通信やIT、また自動車やIoTやAIなど他の産業アプリケーションによって促進されている。
(詳細は、https://www.jenoptik.com)