September, 22, 2021--レーザースペクトラムアナライザ SPG-V500
特長
①高分解能リアルタイム測定
狭線幅スペクトルを一瞬で取得します。
②DUV~NIRの広い測定範囲
波長185~1095nmを1台で測定可能です。
③ファイバを向けるだけで測定光を簡単入射
φ600µm大口径ファイバにより,光の取り込みが容易です。
改善・用途事例
・測定時間の大幅短縮で全数検査を実現
大口径ファイバ対応で、サンプルにファイバを向けるだけで測定できます。
また、アレイセンサでスペクトルを同時に取得し、一瞬でスペクトルを取得します。
・モードロックレーザの調整時間短縮
時々刻々と変わるレーザースペクトルの挙動をリアルタイムに確認できます。
調整動作を止めることなく、連続的な動作で光学調整をおこなえます。
・モードホップや温度特性などの簡単評価
最大10,000回のスペクトルデータを連続して保存でき、データ詳細を解析することができます。
・多波長レーザの信頼性評価
インターバル10~1,000秒、最大1,000回、スペクトルデータを指定インターバルごとに保存できます。最大10個の測定条件を設定することで、RGBレーザやDDL(ダイレクトダイオードレーザー)などの多波長結合レーザーモジュールの信頼性評価にも対応します。
測定例と基本性能
リアルタイム測定の特長を活かしたレーザー特性の可視化機能など,測定例を交えながら紹介します。また,装置の波長分解能や波長精度の典型例や,動作環境温度でのロバスト性など,実際に装置を使う際に役立つ基本性能をまとめました。本装置を用いて,レーザーの研究開発から製造まで幅広い工程での効率化にお役立てください。
About 島津製作所
「科学技術で社会に貢献する」という社是、「『人と地球の健康』への願いを実現する」という経営理念のもと、分析計測機器・医用機器などの事業で培った技術やノウハウを活用し、複雑化・多様化する社会の課題や要請に応える製品・サービスの提供と、グローバル社会との調和に努め、明るい未来を創造します。