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25G Ethernet業界コンソーシアム設立

July, 2, 2014, Santa Clara--データセンタネットワークに25Gbps、50Gbps Ethernetリンクプロトコルを適用する業界コンソーシアムが、設立された。
 設立メンバーは、アリスタネットワークス、ブロードコム、グーグル、メラノクス、マイクロソフト。この新しい仕様により、次世代クラウドインフラのサーバやストレージのエンドポイントで経済的なネットワーク帯域の拡張が可能になる。このようなインフラでは、今日導入されている10GbE、40GbEリンクの容量を上回る負荷が予想される。
 25Gbps Ethernetコンソーシアムは、業界標準で相互接続性のあるEthernet仕様をサポートする目的で上記のクラウドネットワーキング技術プロバイダが設立した。これによってサーバNICとTORスイッチ間でパフォーマンスが向上し、ギガビットあたりのコストを削減することができる。コンソーシアムが採用している仕様は、シングルレーン25Gbps Ethernetとデュアルレーン50Gbps Ethernetリンクプロトコル。これにより、現在の10GbEと40GbEリンクと比べて、ラックエンドポイントとスイッチ間で物理レーン、twinax銅線あたりパフォーマンスが最大2.5倍になる。この新しい仕様は、コンソーシアムメンバーが、コンソーシアムに参加するデータセンタエコシステムベンダ、コンシューマに無料で提供する。
 25/50Gbps Ethernetをネットワークに導入することで、マイクロソフトのようなメガスケールデータセンタ建設者は、CAPEXとOPEXの削減など、運用的優位性か期待できる。「コンソーシアムが提案している新しいEthernet速度は、将来的にネットワーク装置や配線にかかる負荷に、極めて柔軟に適合する。成長に応じた拡張ができるからだ」とマイクロソフト上級エンジニア、Yousef Khalidi氏はコメントしている。
 コンソーシアム参加企業の動機づけは、25Gbpsと50Gbps Ethernet物理層(PHY)およびメディアアクセスコントロール層(MAC)動作の業界標準定義を迅速に設定することにある。これには仮想レーンアライメント、オートネゴシエーション、FEC特性が含まれており、これによってコンソーシアムの多数の半導体、ネットワーキング装置、インタコネクトベンダを通じて次の12~18ヶ月で25Gbpsと50Gbps Ethernet準拠実装を素早く展開することができる。