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1Q21、光トランスポート装置市場の成長低迷

June, 3, 2021, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、光トランスポート装置市場は、1Q 2021に前年同期比で概ね横ばいだった。北米市場が、この停滞した成長率の主犯であり、他の地域の前年比成長の全てを相殺している。

「北米地域は今期、前年比で落ち込んだが、前期からは改善だった」とDellOro Group、VP、Jimmy Yu。さらに続けて、「実際、前期比成長は、実に力強い。15%をわずかに上回ったところであり、当社の見方では、この力強さは、今年の残りを通して前進する」と分析している。

調査結果の要点
・収益シェアによる上位メーカーは、Huawei、Ciena、ZTEおよびNokia。上位4社の中で、Nokiaは、前年同期比で最もシェアを伸ばした。
・3ベンダ(Ciena、HuaweiとInfinera)は、800Gb/s対応コヒレントラインカードを積極的に出荷している。しかし、エントリーが早かったために、Cienaのシェアが最大。
・通信サービスプロバイダは、今期WDM市場販売額の71%を構成。
・各地域の前年比収益は、以下の通り。

1Q 2021成長率
北米、115%
EMEA 10%
APAC 0%
中南米 15%