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QinetiQ、Redfern Integrated Optics(RIO)を買収

June, 11, 2014, Farnborough--QinetiQグループは、レッドファーン(Redfern Integrated Optics: RIO)を買収したと発表した。RIOはローノイズ半導体レーザのサプライヤで、2013年の売上は500万ドル。買収により、QinetiQの子会社、OptaSenseの開発が促進され、コヒレントでローノイズの半導体レーザを開発するエンジニアリングチームを確保できる。
RIOは、10年以上にわたり、センシング業界のファイバ・ジェオフォーン、LIDAR、DAS(distributed acoustic sensing)市場に製品を供給して来た。RIOは、DAS用途向けに十分な安定性を持つ商用半導体レーザを開発した最初の企業。QinetiQのCEO、レオ・クイン氏は、「RIOの買収は、OptaSenseがDASで世界のリーダーとしての最大限の可能性を確実に実現するための重要な一歩だ」と話している。
 また、OptaSenseのマネージングディレクター、マグナス・マキューアン・キング氏は、「RIOの製品は分布ファイバセンシング市場に最適だ、特に石油とガス分野では過酷環境でハイパフォーマンスと高信頼が不可欠であるからだ。われわれは、RIOのレーザ製品がファイバセンシング市場全般にわたり需要が伸び続けると見ており、既存の顧客ベースをサポートしていく。今回の買収により、当社のDAS分野、特に地震モニタリング市場で技術的な性能をさらに改善した製品を開発する力も確保したと考えている」とコメントしている。
RIOはOptaSenseに統合されるが、引き続きRIOブランド名を使用する。買収完了はQinetiQの会計年上半期内の予定。