December, 16, 2020, Tronto--POET Technologies Inc.は、クラウドデータセンタ向け、400G FR4, 800G およびCo-Packaged Optics (CPO)アプリケーション用、一連の高性能リモートレーザ光源、LightBarの設計の完了とテスト実施を発表した。
従来のシリコンフォトニクスベース光トランシーバメーカーにとっては、LightBar製品ラインは、完全に配列され、テストされ、多重化されたレーザ光源である。これは、出力ファイバに取り付けられており、光トランシーバで4レーザ配置の困難な、コストのかかるステップを省略することができる。一つのパッケージにスイッチコンポーネントと光コンポーネントの組合せ、いわゆる“Co-Packaged Optics” (CPO)を必要とする次世代ネットワークスイッチメーカーは、LightBar製品の利用で、コンポーネント故障の一般的な原因である、パッケージ内の発熱を低減する。リモートレーザ光源として利用すると、LightBarにより、トランシーバとCPOアプリケーションの両方で全般的なシステムの信頼性改善が見込める。現場で、故障したレーザアセンブリを取り替えることができ、他のコンポーネントやサブアセンブリを妨げることがないからである。
LightBar製品は、4 CWレーザをPOET独自のOptical Interposer導波路マトリクスに組みこんだTOSAとして構成されており、CWDM4およびFR4技術仕様に適合している。400Gバージョンは、追加コンポーネントを組みこむことで800Gにアップグレード可能である。LightBarは、完全カスタマイズ可能であり、アプリケーションに応じて15mW~60mWの広い出力をサポート可能。全ての例で、LightBarはPOET独自の設計とアセンブリ機能を組みこんでいる。これにより業界をリードするレーザ結合効率>80% (パワー損失 = <1.0dB) を提供できる、同時にウエファスケール集積機能を保持している。これらの結果は、競合する集積アプローチに見られる最高の結果と比べて著しく優れている。結合効率向上により、パワーを下げて利用できるので、同等出力を達成するより高信頼のレーザとなる。LightBar製品ラインの顧客へのサンプル出荷は、2021 Q1に開始の予定。顧客認定後、量産開始は2021年Q4。 ライトカウンティングによると、全フォーマットの400G光トランシーバ市場は、2025年に30億ドルを超える見込である。2021年の市場は、推定で5億ドル。光接続性市場、コパッケージオプティクスのチップレットは、2028年に40億ドルを超える見込である。