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マーカー位置測位技術を活用し、資材の位置情報管理を高度化

December, 1, 2020, 東京--株式会社ナ・デックス(ナ・デックス)と日本電気通信システム株式会社(NEC通信システム)は、工場や倉庫等での部品や原材料(「資材」)の位置情報を高精度で把握し、可視化する「マーカーロケーションシステム」を共同開発した。

 ナ・デックスが12月1日より製造倉庫や物流倉庫等向けに販売を開始し、今後3年間で50件の販売を目指す。

【特長】
1.資材保管のフリーロケーション化
・マーカー位置測位技術を用いて入庫した資材と入庫場所をリアルタイムに検出することで、資材の種別を意識せずに任意の場所に任意の資材を保管できるため、保管スペースを有効利用できる。
・入庫した資材と入庫場所をリアルタイムに検出しているため、ピッキング作業や棚卸し作業の効率化が図れる。

2.取り扱いが簡易でメンテナンスも容易。
・シート状のマーカーを資材に付け、カメラで撮影し位置を測位するため、ビーコン等の装置は不要で取り扱いが簡易になる。さらに、電池交換といったメンテナンスも不要となり、保守性に優れている。

3.屋内外をシームレスに位置測位可能
・防水加工されたマーカーを使用することで、屋外でも位置の推定が可能となる。屋内外で異なる位置測位装置(ビーコン、GPS等)を用意することが不要になるため、屋内外の資材管理を一元的に行うことができる。

今後の展開
 マーカー位置測位技術を応用しAGV、フォークリフト、作業者などの移動体の導線管理、導線+運搬荷物情報などを連動することで、適応範囲を広げるアプリケーションの開発及び検証を行っていく。

(詳細は、https://www.ncos.co.jp)