June, 4, 2014, Boulder--最近、太陽光発電コンシューマ製品にいくつかの新しい市場が開けた。
特に、照明、モバイルフォーン充電、小型直流機器向け電源などだ。ピコソーラ、ソーラホームシステム、ソーラPV発電機として知られているこれらの製品が多くのセグメントで勢いづいている。屋外レクリエーション、非常設備、電力網につながっていない家庭やコミュニティの照明などが含まれる。ナビガントリサーチ(Navigant Research)の調査によると、ピコソーラやソーラホームシステムの世界的販売数量は2014年に年間820万ユニット、2024年には6430万ユニットに達する。
ナビガントリサーチのシニアアナリスト、Dexter Gauntlett氏によると、ソーラPVコンシューマ製品は、熱狂的支持者や早期導入者向けの特殊ニッチから主流に移りつつある。「特に、電力網につながっていないソーラ照明が、世界中でかなりのビジネスチャンスになるところまできていおり、メーカー、販売店、サービスプロバイダにとって多数のエントリーポイントになっている」。
現在、ソーラコンシューマ製品活動の大半は開発途上国にあるが、同様の製品が、ソーラPV発電機やキットの形で先進国にも登場しつつある。同レポーによると、現在消費者はACとDC機器を幅広く同時に充電できる可搬タイプのソーラ製品を利用するようになっており、その数は増加している。こうした製品の業界は相対的に未成熟であるが、今後製品が主要な小売店の店頭に並ぶようになると、この成長市場を狙える企業はたくさんある。
(詳細は、 www.navigantresearch.com)