August, 25, 2020, Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート、COVID-19影響分析、イメージセンサ市場、技術(CMOS、イメージンセンサ)、処理技術(3Dイメージセンサ)、スペクトル、アレイタイプ、分解能、エンドユーザ(自動車、コンシューマエレクトロニクス)、地域、2025年までのグローバル予測」によると、市場は2020年に185億ドル、2020-2025年にCAGR 8.6%成長で、2025年に280億ドルに達する見込みである。
モバイル機器でイメージセンサ搭載高分解能カメラ組込増加、自動車アプリケーション向け画像カメラ採用増、改善されたイメージングソリューションでイメージセンサ利用増が、特にイメージセンサ市場成長を後押しする要因。
自動車セグメントが2020-2025年に最高CAGR
イメージセンサ市場の自動車セグメントが、2020-2025年に最高CAGR成長の見込みである。このセグメントの成長に貢献する主因は、乗員の安全性保証意識の向上。先進的ADASに組み込まれたイメージセンサは、ドライバーの周囲360°を見ることができ、これによって衝突の可能性が大幅に減る。さらに、予測期間中に、自動運転車の開発が、イメージセンサ市場の自動車セグメントの成長を後押しすると見られている。
処理技術では、3Dイメージセンサが予測期間に最高CAGRで成長
市場の3Dイメージセンサセグメントは、2020-2025年に、2Dイメージセンサセグメントよりも高いCAGRで成長する見込みである。3Dイメージセンサセグメントの成長は、自動車アプリケーションで3Dイメージセンサ需要増によるものである。これらのセンサは、奥行き検知能力があるので、乗客の安全性向上のための自動車アプリケーションに適している。さらに、これらのイメージセンサは、スマートフォンに利用されると、撮った画像の奥行効果が得られる。
地域では、APACが予測期間を通じて最高CAGRで成長する見込み
2019年、APACは、イメージセンサ市場で最大シェアだった。同地域の市場は、2020-2025年に最高CAGRで成長すると予測されている。APACにおけるイメージセンサ市場の成長は、APACの諸国で増え続ける人口によるものである。同地域には、世界最大人口諸国、中国、インドが存在する。これらの諸国では、スマートフォンやタブレットが大量販売されている。このことは、今度はAPACにおけるイメージセンサ市場の成長を促進する。さらに、同地域には、Sony Corporation(日本)、Samsung Electronics Co., Ltd.(韓国)、Panasonic Corporation(日本)、Hamamatsu Photonics K.K.(日本)、およびCanon Inc.(日本)を含む、イメージセンサの主要メーカーが存在する。