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殺菌から医療処置まで、多様なLED照射システム

July, 17, 2020, Berlin--ベルリンを本拠地とするFerdinand-Braun-Institut (FBH) とそのスピンオフUVphotonics NT GmbH は、表面処理向けに多目的ターンキー照射システムを設計、開発した。コンパクトな、モジュラーシステムは柔軟であり、内製UV LEDsと商用入手可能UV、可視光、赤外LEDを備えているので、標的とする放射スペクトルに柔軟に調整できる。

殺菌目的では、それは265nm内製LED放射を装備して表面の細菌を除去する。これには、携帯電話、再利用可能マスク、レストランのメニューカードなどが含まれる。同システムは、ヘルスケアクリニックや研究室などプロ用にも利用可能である。同装置は、80mm×80mmのエリアに分布した16 UV LEDで構成された照射モデュールを搭載している。LEDの強度は、UV線量>5 mW/㎝2。したがって、放射システムは、US保健福祉省、アメリカ疾病予防管理センタ(CDC)が推奨する2分以下で最小500 mJ/㎝2を達成している。

柔軟、拡張可能プラグ&プレイソリューション
 モジュールは、個別に異なる4波長までをコントロールできる。これは、医療処置や硬化などのアプリケーションでは大きな利点になる。大面積をカバーするために、モジュールセグメントは機械的に相互接続されたワイヤーフリーであり、したがってシステムは柔軟に1次元、2次元アレイに拡張可能である。また、個別成形のアレイも可能であり、多数の殺菌システムに組み込むことができる。システム全体はプラグ&プレイソリューションである。コンピュータ制御、または、定電力の単体ソリューションとしても動作する。タイミングパタンのプログラミングも可能である。

(詳細は、https://www.fbh-berlin.de)