1Q14のWDM装置市場、前年比12％成長

May, 28, 2014, Redwood City--DellOro Groupが発表した市場調査レポートによると、2014年第1四半期までの4四半期で波長分割多重(WDM)市場は、長距離とメトロアプリケーションを含む全体で前年比12％成長を記録した。
　同社光トランスポート調査担当VP、Jimmy Yu氏は、「WDM販売は過去4四半期にわたり、極めて堅調であった。これは、サービスプロバイダが継続してネットワーク容量増強を行っているためである」と分析している。「この期間に光市場全体の需要はプラス成長に入ったが、WDM市場は投資増の恩恵を忠実に受けて突出している。さらに、100Gbps WDM伝送レートが主流になっているので、この成長は終わりが見えていない。直近の1Q14では、100Gbps WDMラインカード出荷は前年同期比で2倍以上に伸びたと見ている」とYu氏は話している。
　トータルWDM装置市場は、2Q13～1Q14で90億ドル。ベンダランキングと前年比成長率は、Huawei(＋6％)、Ciena(＋18％)、Alcatel-Lucent(＋8％)、ZTE(＋32％)となっている。