July, 10, 2020, San Diego--Fastec Imaging によると、HS7システムは、研究室や産業用途向けに設計されており、高速カメラと専用のコントローラを統合している。したがって、セットアップの簡素化、組込容易、ワークフローの最適化ができる。2500 fpsでFHD (1080p) 記録可能。HS7はFastec Imagingが初めて発売するHS Seriesカメラである。HS Seriesは、解像度HD (720p) から UHD (2160p)、イメージン速度が5ギガピクセル/秒を超えるカメラを含む。
HS7のような高速カメラは、エンタテーメントやマーケティングに関連するスローモーションビデオを生成できるが、技術アプリケーションに使用されることもある。例えば、機械設計やトラブルシューティング、マイクロ流体デバイスの小滴分析、神経学研究のための動物の動作、ロボット工学の研究、また材料研究やコンポーネントテスト向けのDigital Image Correlation (DIC)。
技術アプリケーションには、効率的なワークフローが重要である。HS7によりエンジニアや研究者は、膨大な量の画像データを従来カメラを使っていては困難な方法で、捉え、表示し、分析し、転送、蓄積することができる。Fastec社長、Charles Mrdjenovichは、「HS Seriesシステムアーキテクチャは、ホストされたアプリケーションをサポートする。これによりユーザは、カメラの方により集中し、光ファイバリンクを使って、カメラからコントローラへ、可能な最高速で画像を転送できるようになる。その考えは、分析を始めたり、次のテストを開始する前に、画像ダウンロードのためにカメラを待ち続ける必要をなくすことである」と説明している。
様々な動作環境に簡単に組み込めることが、利用のしやすさの要点である。またHS Seriesは、幅広いレンズや光学系に適合しており、業界標準のディスプレイ、ストレージデバイスや他の周辺機器にも適合している。設定可能I/Oポートは、他のカメラ、照明、トリガー、ラボの装置と接続して、同期やデータ取得に利用できる。HS7の独自のユーザログインと構成サポートは、ポータブルストレージの画像アーカイブと高速に統合されており、学術/研究設定で、多数の高速カメラアプリケーションがサポートされているリソース共有に理想的になっている。
HS7は、専用コントローラあるいはネットワーク接続のWindows、macOS、または Linuxで走るコンピュータで直接操作できる。あるいは、タブレットコントロールは、ウエブブラウザを介して提供される。組み込みTeamViewerクライアントを利用してリモートサポートやコントロールもの可能である。
(詳細は、https://www.fastecimaging.com/)