July, 8, 2020, Singapore/東京--NECは、2018年4月より建設を進めてきた日本・グアム・オーストラリアを結ぶ大容量光海底ケーブル「JGA (the Japan-Guam-Australia Cable System)」の北セグメント(日本・グアム間、約2,700km)の建設を完了し、米国のRAM Telecom International社に引き渡した。このケーブルの設計容量は最初の設計は24Tbps、後に30Tbpsに拡張。
JGAは、最新の光波長多重伝送方式を採用した総延長距離約9,500kmの光海底ケーブルで、アルカテル・サブマリンネットワークス(ASN)とNECが共同で建設を請負した。ASNが担当する南セグメント(グアム・オーストラリア間、約7,000km)はすでに建設を完了し、2020年3月にRAM Telecom International社が主導するコンソーシアムに引き渡ししている。JGAは、グアムで他ケーブルに接続され、日本・オーストラリアと米国・アジア間の通信需要の増加への対応、ネットワークの冗長性の確保、信頼性の高い通信の実現に貢献する。
また、JGAケーブルの建設・運用には、株式会社 海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)の出融資や、NECキャピタルソリューション株式会社を含む日本企業からのシンジケートローンが活用されている。
JGA North, JGA South,およびSEA-USはGuamで交わり、これらを統合した設計総容量.は、90Tbpsを超える。
SEA-US (30 Tbps): Operational since 3Q 2017
JGA South (36 Tbps): Operational since 1Q 2020
JGA North (24 Tbps): Ready for Service
(詳細は、https://subtelforum.com/または、https://jpn.nec.com/)