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ネオフォトニクス、90km 400ZRプラガブルモジュール

July, 1, 2020, San Jose--NeoPhotonics Corporationは、75GHzスペースDWDMチャネルで400Gbpsデータのデータセンタインタコネクト(DCI) ZR距離伝送の実験的検証完了を発表した。
 ネオフォトニクスは、同社の相互運用可能ブラガブル400ZRコヒレントモジュールと、特殊設計アサーマルAWG MUXとDEMUXを利用して2つの画期的な成果を達成した。まず、今日の相互運用できな100Gbps 直接検出トランシーバから、チャネルあたりのデータレートを400Gbpsに増やした相互運用可能コヒレント400ZRモジュール。二つ目に、現在のDWDMインフラストラクチャを100GHzスペースDWDM信号の32チャネルから75GHzスペースDWDM信号 64チャネルに増やした。DCI総ファイバ容量は、したがって、3.2Tb/s (100Gb/s/ch. x 32 ch.)から25.6 Tb/s (400Gb/s/ch. x 64 ch.)に増やせる。これは、800%の総容量増である。

ネオフォトニクス技術は、75GHzスペースDWDMチャネルで400ZR信号を伝送するために多くの難題を克服している。400ZR信号は、60 Gbaudシンボルレートと16 QAM変調を利用して、標準100Gb/sコヒレント、PAM4信号と比べると広い伝送信号スペクトルになっている。さらに、温度変化と経年変化により、レーザの中心周波数、MUXとDEMUXはすべてドリフトすることが分かっている。結果的に、チャネルスペーシングは100GHzから75GHzとなり、隣接チャネル干渉(ACI)が一段と厳しくなり、400ZR信号の光信号対雑音比(OSNR)が劣化する可能性がある。

ネオフォトニクスMUXとDEMUXユニットで使用されるフィルタは、ACIを制限し、同時に温度限界と経年劣化に対して安定した中心周波数を維持するように設計されている。ブラガブル400ZRトランスミッタの光信号スペクトルは、2つの理由で非常に重要である。まず、スペクトルは広すぎてはならない、それは隣接DWDMチャネルに影響する「スピルオーバエネルギー」となるからである。2つ目に、狭すぎてもいけない。それは信号品質、復元可能性の低下となるからである。特にMUXとDEMUXフィルタリングの後である。

ネオフォトニクスは、エンド・ツー・エンド90km DCIリンクを実証した。使用したのは、チューナブルレーザの周波数を75GHzスペースチャネルに調整した3つのインハウス400ZRブラガブルトランシーバ、それに特にこのアプリケーションのために設計されたパッシブ75GHzスペースDWDM MUXとDEMUXモジュールペア。MUXとDEMUXの存在、およびワーストケースのレーザ周波数ドリフト、またMUXとDEMUXフィルタによるOSNRペナルティは、1dB以下である。ワーストケースコンポーネント周波数ドリフトは、経年劣化と温度限界の運用条件をエミュレートするために適用された。

「コンパクト400ZRシリコンフォトニクスベースブラガブルコヒレントトランシーバモジュール、特に75GHzチャネルスペースMUXとDEMUXで設計されたものは、DCIアプリケーションの光ファイバの帯域容量を大幅に増やすことができ、結果的にビット当たりのコスト低減となる」とネオフォトニクスチェアマン/CEO、Tim Jenksはコメントしている。
(詳細は、https://www.neophotonics.com/)