頑強、可変、モジュール式
レーザーラインOTSシリーズ光学系は、産業用途のレーザ加工分野へ、レーザーライン半導体レーザ装置と組み合わせて使用するために設計されています。モジュール式の構造と多様に実現可能なスポットジオメトリにより、これらの光学系は柔軟に設定、様々なプロセス要求に適切に調整・対応することができます。
連続運転に耐える頑強さ
レーザーラインOTSシリーズ光学系は、産業上の製造プロセスにしばしば起こりうるフィールド条件の高い要求に合わせて一貫してカスタマイズされています。完全に内蔵された冷却装置および耐腐食性のステンレスハウジング(保護等級 IP54)により、これらの光学系は埃や湿度が上昇する厳しい製造環境での連続使用に耐え、最大20 kWの高いレーザー出力ハンドリングを実現します。標準インターフェースにより、既存の製造システムおよびそのコントロールシステムへの簡単な取り込みが可能になっています。
モジュール式の構造
コンパクトシリーズのOTS-3および高出力のOTS-5のどちらにも、豊富な種類のシステムモジュールがあり、光学系の個別設定およびプロセスへの最適な調整を可能にします。ホモジナイザーエレメントまたはマルチスポットモジュールを使用すると、あらゆる任意のフォーカスジオメトリを生成することができます。更に、クロスジェットまたはパウダーノズルなどの追加コンポーネントにより、アプリケーションに豊富な選択肢をご提案致します。さらに、パイロメーターまたはCMOSカメラなどの各種センサーがプロセス監視および管理用としてご用意致します。
柔軟な使用方法
レーザ溶接、ろう付け、クラッディング(肉盛り溶接)用の円形または楕円形スポット;軟化または切断用の直線または矩形スポット – レーザーラインOTSシリーズ光学系は、常にレーザ光を希望の焦点面に集中させ、今日のレーザーアプリケーションのあらゆる典型的なビーム要求を満たします。同時溶接などの特殊な用途の際は、ダブルスポットまたは円形フォーカスバリエーションのような特殊設計も可能です。
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レーザーラインは、1997年にクリストフ・ウルマン博士(Dr. Christoph Ullmann)とフォルカー・クラウゼ工学士(Dipl.-Ing. Volker Krause)によって設立されました。この技術先駆者は、1960年から知られている半導体レーザをベースにして、産業用のレーザ材料加工のための代替ビーム光源、つまりダイレクト半導体レーザ装置を開発することができると確信していました。このプロジェクトは、当初はビーム拡がり角の大きな半導体レーザでは実現不可能と思われておりました。また、産業用のレーザ光源として適応させるには個々の半導体レーザ素子では出力が弱すぎるように考えられておりました。しかし、ウルマンとクラウゼの方向性と理論は正しく、数年のうちに、非現実的と思われていたアイディアから半導体レーザは革新的な工業用ツールになり、その結果、今日ますます多くの産業用途に使用されています。高出力半導体レーザがその間に多くの生産設備において不動のポジションを持ったことは、レーザーラインの先駆的な活動によるものであり、この企業をこの技術の代名詞にしています。
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