March, 24, 2020, San Jose--Lumentum Holdings Incは、先進的980nmシングルモード励起レーザのブレイクスルーシリーズを発表し、兼ねてからの広い光増幅用励起レーザファミリに加えた。
新しい980nm励起レーザは、大幅な出力向上、効率向上を達成し、高密度EDFA設計を可能にする。この励起レーザは、Lumentumの実績ある独自の高信頼技術をベースにした画期的なチップを使用しており、動作パワーレベルは250mWから1600mWである。
「Lumentumは、プラガブルEDFAs向け超高信頼、高出力、スケーラブルな励起レーザに対する業界ニーズをサポートしている。当社の顧客は、われわの基礎をなすチップ技術のイノベーションと開発への取組から恩恵を受ける」と通信トランスポート、ジェネラルマネージャ、シニアVP、Doug Alteenはコメントしている。
Lumentumの実績あるポンプ技術を利用し、パフォーマンスの飛躍を示す5200シリーズは、特に要求の厳しい海底光アプリケーション向けに設計されている。海底では、リピータおよびブランチングユニットのEDFAsを励起する際に、超高信頼を要求される。
「新しい5200シリーズは、励起出力向上とともに高信頼を維持する喫緊の必要性に対処する。Lumentumは、設計寿命を25年以上とすることでこれらの市場ニーズに対処する」と光通信、製品ラインマネージャ、シニアディレクタ、Xia Hongは説明している。
新しい非冷却レーザの出力は最大800mWとなった。加えて、チップ技術と高信頼パッケージングで新しい画期的な進歩を利用することで、5200シリーズは、顧客の全般的な光パフォーマンスを改善する。5200シリーズは、2020年7月に入手可能となる。
H11シリーズは、非冷却3-ピン低背プレーナ励起レーザで最大出力250mW、これは全般的に、励起レーザサイズと消費電力を著しく低減する。このレーザシリーズは、高出力レーザとグレーティングを1個の高信頼レーザダイに集積した画期的なDFBレーザチップと改善されたパッケージ設計の両方を使用している。H11シリーズは、温度、駆動電流、光フィードバック変化の下でノイズフリー、狭線幅スペクトルを提供する。H11シリーズは、2020年5月に発売予定。
新しいD2シリーズデュアルチップ980nm励起レーザは、ロープロファイル14-ピンバタフライパッケージで総出力最大1.6 W。D2シリーズは、画期的な次世代チップと半自動アセンブリ技術も組み込んでいる。これは、パワーと密度を大幅に改善する。D2シリーズは、2020年7月に入手可能予定。
これらの製品は、気密封止980nm励起モジュールのTelcordia GR-468-COREを含む厳しい通信業界要件を満たしている。
(詳細は、https://www.lumentum.com/)