March, 12, 2020, 東京--古河電気工業株式会社は、超高速光ファイバ通信において、従来方式よりも伝送距離を伸ばす前方励起ラマン増幅器用の励起光源FRSi4XXシリーズを開発した。
FRSi4XXシリーズの特長と開発のポイント
・高出力
25年以上培ってきたInP(Indium Phosphide)の光半導体チップの設計・製造技術および高精度パッケージング技術を最大限活用し、独自の高出力チップ構造と光ファイバとの高効率結合技術開発を進めるとともに、新チップに最適な放熱設計も行うことで、光出力100mW以上を実現。
・低雑音
従来ラマン増幅器用光源に比べ、約20dB/Hz低減。
FRSi4XXシリーズと既製品のFOL1439シリーズを組み合わせ、前方励起ラマン増幅器に最適な励起光源を実現できる。
FRSi4XXシリーズは2020年度下期にサンプル出荷開始を予定している。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)