December, 17, 2019, Redwood City--Dell’Oro Groupの調査によると、3Q 2019データセンタスイッチへの投資は、前年比で2%成長、5年で最も緩慢な伸びを記録した。3Q19、シスコが収益シェアリーダーにとどまったが、ホワイボックスベンダ、Arista、H3Cはすべて、前年同期比でシェアを伸ばした。
Dell’Oro Groupシニアディレクタ、Sameh Boujelbeneは、「Google、Amazon、MicrosoftなどTier1クラウドプロバイダからの投資は、今期中に加速したが、Tier2クラウドプロバイダや一部の大手エンタプライズのブロードバンド市場で需要が軟化し、これが市場の成長を抑制した」と分析している。「当社の見方では、データセンタスイッチ市場の軟化は、今年末にかけて、さらに来年の上期までに続く。一部は、400 Gb/sリフレッシュサイクルの遅れによるものである。データセンタスイッチへの投資は、2020年下半期には回復する見込みである」と同氏は付け加えている。
調査の要点
・Ciscoは、二期連続で100Gb/s売り上げをリード。一方、Aristaは出荷でリードが続く。
・JuniperとAristaは、早期400Gb/s出荷を報告し始めた。
・3Q 2019、Googleが大半の400Gb/sを導入した。