December, 3, 2019, 東京--富士通は、理化学研究所(理研)と共同で開発し、文部科学省が2021年から2022年頃の共用開始を目指し推進している、スーパーコンピュータ「富岳」の出荷を12月2日より開始した。今回出荷される第一号機は、高性能CPU15万個以上を接続して構成するスーパーコンピュータシステムである「富岳」を成すコンピュータラックのひとつであり、富士通は今後も順次、理研の計算科学研究センターに向け出荷・納入し、設置・調整を行う。
富士通は、「富岳」の開発を通じ、最先端テクノロジー開発やシステムインテグレーション、シミュレーションやAIなどといった、様々な技術やノウハウを蓄積し、スーパーコンピューティング技術を活用した新薬の開発、防災・減災などの安心安全な社会の実現など、社会的課題の解決や最先端研究の推進と、DX分野への応用、産業競争力の強化に貢献していく、とコメントしている。
(詳細は、https://pr.fujitsu.com/jp/)