November, 27, 2019, Ann Arbor--Association for Advancing Automationの一部、Robotic Industries Association (RIA)は、北米のロボット台数需要が、2018年実績比で、第3四半期(Q3)に5.2%上昇したと発表した。今年、これまでのところ、北米企業は、23,894台、13億ドルのロボットを発注した。
Q3だけの実績を見ると、北米企業が発注したロボットは7446台、4億3800万ドル。台数、金額とも2018年比で1%増である。
台数の今日までの最大成長因は、自動車OEMsからの注文、47%増。これに続くのがプラスチックとラバーで15%増、食品と消費材4%増。
RIAプレジデント、Jeff Burnsteinは、「ロボット市場の改善が見られる。昨年は、受注が15%落ち込んだ。したがって、Q3を通して回復を見ると心強い。今年は力強く終わり、2020年も同様の成長を見込んでいる」と話している。同氏によると、これまでロボットに投資してこなかった企業からもロボットへの強い関心は続いている。これは、11月12&13日に同協会後援のCollaborative Robots, Advanced Vision and AI Conference(ロボット、先進的ビジョンとAI協力会議)、様々な業界からの参加者300余名の中に将来のユーザが存在することから引証したものである。同氏は、非自動車顧客からの注文は、記録的な数字に近いと指摘している。これは、ロボット産業の長期的成長の健全なサインである。
(詳細は、https://www.robotics.org/)