SEACOM、アフリカにインフィネラのDTN-Xプラットフォームを導入

May, 13, 2014, Sunnyvale--インフィネラ(Infinera)とSEACOMは、InfineraのDTN-XプラットフォームをSEACOMの陸上ネットワークに導入し、アフリカ大陸にサービスを提供すると発表した。
　Infineraのインテリジェントトランスポートネットワーク、DTN-Xパケット光トランスポートネットワーキングプラットフォームによりSEACOMは、同社のサービスを差別化し、ネットワーク容量拡大にともないコストマネージメントを行う。
　SEACOMは、アフリカとヨーロッパ、アジア、中東を接続する多数の海底ケーブルシステムで構成される大容量国際ネットワークを所有、運用している。SEACOMの海底および陸上ネットワークは、総延長17000kmにおよび、キャリア、ネットワークオペレータ、サービスプロバイダがアフリカを横断し、さらにその先にサービスを拡大するための接続ソリューションを提供している。
　Infineraは、SEACOMにインテリジェントトランスポートネットワークを提供する。これは業界唯一のシングルカード500Gbps FlexCoherentスーパーチャネルソリューションであり、Infineraのフォトニック集積回路(PIC)をベースにしている。この500GbpsスーパーチャネルによりSEACOMは、伝送容量をテラビットに拡大することができる。今後のトラフィック需要の成長に応じて、このノンブロッキングOTNスイッチングは最大12Tbpsをサポートすることが可能。Infineraのインテリジェントソフトウエアは、ネットワーク運用を自動化して、運用コスト削減し、サービス提供までの時間を短縮する。InfineraのDTN-Xは、将来的にはシングルカードでテラビットスーパーチャネルにアップグレードを可能にする設計になっている。