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FRAMOS、Intel RealSenseベース3D GbEカメラ発売

August, 23, 2019, Taufkirchen--FRAMOSは、ギガビットEthernet(GbE)接続とIP66定格ハウジングを供給する産業グレードバージョン、Intel RealSense Suiteを開発した。
 D435e 産業用3D GigEバージョンカメラは、厳しい環境で組み込み容易な3Dビジョンの利点を活用しており、ロボット、無人搬送車、スマートマシーンのリアルタイム位置決め、方向、追跡を可能にする。
 FRAMOSのIntel製品マネージャー、Christopher Scheubelは、「IntelのRealSense Technologyと組み合わせたEthernetソリューションの提供は、3Dビジョンアプリケーションを実現するキーである。長いケーブル長、防塵性と耐水性、固定接続を必要とする産業向けである。ロボットのピック&プレイスシステム、無人搬送車輌(AGVs)、小売監視、自動患者位置決めなどのアプリケーションは、非常にロバストな実装と使い勝手の良さから恩恵を受ける」と説明している。
 FRAMOS Industrial Depth Camera D435eは、Intel D430デプス(奥行き)モジュール、IntelのD4ビジョンプロセッサとRGBカメラモジュールで構築されている。カメラの特徴はIP66定格工業用筐体、またGbE(M12)と電力供給(M8)にはロック可能なコネクタを備えている。付加的電力供給ケーブルが使えない場合、POE(Power over Ethernet)が利用できる。
 FRAMOS Industrial Depth Camera D435eは、0.9MPグローバルシャッタと2MPローリングシャッタRGBモジュール付の奥行きセンサを備えており、レンズの対角線視野は74°と77°。このカメラは、Intel RealSenseD435に匹敵する特性と性能を達成している。また、FRAMOSは、産業インタフェース要求に応えるために独自の処理ボードを設計した。FRAMOSのGigE Vision IPは、IntelのD4 AECに直接接続されており、GbEビジョン準拠ソフトウエアでカメラを制御できる。
 D435eは、POEをサポートするデータ転送用Ethernetコネクタを備えいる。あるいは、トリガとGP`IOフォーマットに使える別の12V-24V電源接続がある。動作温度は、0℃、+55℃筐体温度。筐体は、水と粉塵に対してIP66定格保護を備えており、ロボットアプリケーションには4×M3マウンティングホールを持つ。カメラは、Intelの RealSense SDK 2.0の両方でよく機能し、またGbE Vision適合の他のソフトウエアアプリケーションでも機能する。

インダストリアル3Dビジョンのアプリケーション例
 Depth Technology と3D Imagingは、Human Machine Interaction (HMI)とリアルタイム物体検出の両方で重要。産業オートメーション、センシング装置、無人搬送車輌(AGVs)、多くの医療機器は、3D技術に基づいている。
 ドイツのある自動車メーカーは、パイロットプロジェクトで新しい3Dデバイスを利用している。同社の製造工場で、正確なピック&プレイスロボットの自動化グレードを高めることが目的である。
(詳細は、https://www.framos.com)