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三菱電機、サーマルダイオード赤外線センサ「MelDIR」発売

August, 9, 2019, 東京--三菱電機は、防犯機器や空調機器、人数カウントソリューション、スマートビルなどの幅広い分野において、人・物の識別や行動把握を高精度に実現するサーマルダイオード赤外線センサ「MelDIR」を11月1日に発売する。
 製品は、三菱電機が設計・製造を担当した陸域観測技術衛星2号「だいち2号」に搭載したサーマルダイオード赤外線センサ技術の活用により、高画素化・高温度分解能化を実現し、詳細な熱画像を取得できる。

新製品の特長
1.高画素化・高温度分解能化により、人・物の識別や行動把握を高精度に実現
・「だいち2号」に搭載したサーマルダイオード赤外線センサ技術の活用により、従来比10倍の高画素化(80×32画素)(16×16画素サーモパイルとの比較)と、従来比5倍の高温度分解能化(100mK)による0.1℃単位での温度分析を実現
・高画素化、高温度分解能化により、詳細な熱画像が取得でき、人か物かの識別や人が歩く・走る・手を挙げるなどの行動把握が可能

2.真空封止チップスケールパッケージ技術により、小型化・省スペース化に貢献
・独自開発のチップスケールパッケージ技術により、これまで真空封止に必要であったセラミックパッケージを用いることなく、真空状態での動作を実現
・新パッケージ技術により、製品サイズを従来比約80%縮小し、小型化・省スペース化に貢献

(詳細は、http://www.mitsubishielectric.co.jp)