August, 8, 2019, Premstaetten--amsは、高性能CMOS画像センサの世界的サプライヤであるSmartSens Technologyと、画像センサの分野で提携する正式な同意書に署名した。
この提携は、amsが持つ3つの3D技術であるアクティブステレオビジョン(ASV)、飛行時間(ToF)、ストラクチャードライト(SL)の全ポートフォリオ拡大へ向けた戦略的アプローチを補完するもので、これまで以上に差別化された新製品群を市場へ投入する時間を短縮する。今後予想されるモバイルデバイスの3Dセンシングソリューションの需要の高まりに応えるため、この提携ではまず、顔認識用の3D近距離赤外線(NIR)センサと、NIRレンジ(2Dおよび3D)において高い量子効率(QE)を必要とするアプリケーションに注力する。
両社は3D ASVリファレンスデザインの開発における提携を通して、940nmで最大40%の最先端QEを備えた1.3MPスタックドBSIグローバルシャッタ画像センサの将来的な発表計画をサポートし、それにより顧客の市場導入期間を短縮する。amsの3Dイルミネーション製品群へ新たに追加されたNIRセンサは、amsの3Dポートフォリオを拡張し、全体的なシステム性能を最適化する。リファレンスデザインは、全体のシステムコストを競争力のある価格に抑えながら、支払い、顔認識、AR/VRアプリケーションのための高性能な奥行き方向のマッピングを可能にする。
amsのイメージセンサソリューション担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、Stephane Curralは、「画像センサ分野におけるSmartSensとの提携により、顧客は業界をリードするamsの3D技術と電圧領域のグローバルシャッターのコアIPを通して、携帯電話やIoTアプリケーションなどのデバイスの3D ASVとSLアプリケーションをより迅速に市場投入できるようになる。この提携により、車内向け2Dおよび3Dセンシングといった刺激的な新しい車載アプリケーションの市場投入にかかる時間の短縮も可能になる」とコメントしている。
SmartSensの最高マーケティング責任者、Chris Yiuは「amsとの提携により、当社の画像センサおよびNIR技術の専門知識と、amsの3D技術およびコア画像センシングIPを統合できる。堅牢な技術と市場へのチャンネルが組み合わさることで、顧客の需要に応える最適なソリューションが提供できると考えている」と話している。
(詳細は、https://ams.com/en/)