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AFL、耐熱500℃までの金属被覆光ファイバを発表

May, 8, 2019, Spatranburg--AFLは、ヒューストンで開催された海洋技術会議(OTC)で、500℃までの温度で評価されている、最新の低損失、金属被覆VHTシリーズ光ファイバを紹介した。
 歴史的に、市販金属被覆ファイバは、高温熱処理、サイクリングを必要とするアプリケーションで光学性能が低かった。高温アプリケーションで多大な光損失があり、既存金属被覆ファイバは,短尺でしか提供されなかったので、多様な長尺センシングシステムでの利用が制約を受けていた。

「すべてのこうした制約を克服し,超苛酷環境市場に製品を供給するために、AFLは、500℃までの温度に耐える低光損失の標準マルチモードとシングルモード設計に適合する独自の光ファイバを開発した。これらは他の金属に接着せず、数kmの連続長で製造性が高い」とAFL特殊ファイバ部門、ジェネラルマネージャ/CTO、Dr. Abdel Soufianeは説明している。
 新しい500℃ VHT500シングルモードとVHT5000マルチモードファイバの特徴は、先進的ガラス化学である。これにより、水素リッチ環境で性能が改善され、永続的な優れた光性能、500℃までの温度への長期耐性が実現されている。VHTシリーズの最大減衰は、全ての動作波長で5dB/kmである。

AFLは、特許申請中のプロセスを開発しており、これによりVHTファイバファミリは、金属チューブ、他の金属被覆ファイバに「コールドボンディング」しない。新しいファイバは、業界標準125µmクラッド径、数km長尺で提供可能。また、多計測センシングアプリケーション向けには、3ファイバチャネル構成の500℃金属ケーブルで入手可能である。
(詳細は、https://www.aflglobal.com)