April, 26, 2019, Maynard--Acacia Communications, Incは、ラボデモンストレーションで、Tencentがマルチ200G 8QAM信号をOPC-4オープンラインシステム(OLS)で80km伝送に成功したと発表した。これには、サードパーティスイッチプラットフォームでAcaciaのCFP2-DCOモジュールが使用されたものである。
メトロネットワークで高いファイバ損失をエミュレートするために、Tencentは、テストリンクに追加の10dB光減衰器を付加した。それでもなお、全ポートでエラーフリー運用を達成することができた。OPC-4は、Tencentが開発したもので、ディスアグリゲートトランスポートネットワーク向けのTencentのSDN要件を満たしており、Tencentのネットワークコントローラに完全統合されている。Tencentによると、このラボデモンストレーションは、同社のメトロDCIネットワークでOPC-4を使うIP over DWDMソリューションの導入準備を立証している。
ラボデモンストレーションは、50GHzチャネル間隔、200G 8QAM変調でAcaciaのCFP2-DCOを使用して行われた。これは、Tencentが選択したものである。狙いは、メトロDCIアプリケーションで厳しいファイバ損失に対処すること、またTencentの96チャネルOPC-4およびAcaciaのCFP2-DCOモジュールを使い、シングルファイバで最大19.2Tbps伝送のサポート能力を示すことである。このデモンストレーションで、Tencentは、TencentのメトロDCIインフラストラクチャで伸び続ける帯域ニーズをコスト効果よく満たすために、IP over DWDMとディスアグリリゲートソリューションを強調している。
Acaciaのモジュールは、OIF CFP2-DCO実装合意に準拠している。また、これは次世代400Gソリューションのサポートも含み、ボード密度とファイバ容量のさらなる向上となる。Meru DSP ASICをベースにしたAcaciaのCFP2-DCOモジュールは、2017年12月から量産出荷されている。
(詳細は、http://ir.acacia-inc.com/)