April, 22, 2019, 東京--フジクラは、200µmファイバを実装した光ケーブルWrapping Tube Cable®(WTC®)の製品ラインナップを拡充した。
これまで200µmファイバ実装のWTCは3,456心と6,912心をリリースしてきたが、今回新たに864心と1,728心を販売開始した。近年、動画配信やクラウドサービスが普及する中、5GやIoTに対応するため、光ファイバネットワークのさらなる大容量化が求められている。特に世界の大都市では地下管路の不足が顕在化し、限りあるスペースにより多心を布設したいという要求が強まっている。
これらのニーズに対応するため、フジクラ独自技術の12心間欠接着型光ファイバリボンSpider Web Ribbon®(SWR®)に200µmファイバを適用することで250µmファイバを適用した従来のWTCと比較して細径化、軽量化を実現した。
200µmファイバSWRは250µmファイバSWRとファイバ間の整列ピッチを揃えた構造。そのため、200µmSWR相互の一括融着はもちろんのこと、汎用の250µmファイバリボンや250µmSWRとの一括融着接続においても、既存の融着接続機を利用することが可能。したがって、新規に200µmファイバリボン専用の融着接続機を購入する必要が無く、施工費用を抑えることに寄与する。また、細径かつ軽量であることから長尺巻きが可能となり、融着点削減や輸送費削減にも貢献する。
(詳細は、http://www.fujikura.co.jp/)