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マイクロフォーカスX線CTシステム「inspeXio SMX-225CT FPD HR Plus」発売

April, 18, 2019, 京都--島津製作所は、マイクロフォーカスX線CTシステム「inspeXio SMX-225CT FPD HR Plus」を発売した。大型高解像度フラットパネル検出器を搭載する同装置は、広い視野を撮影しながらも細部に至るまで精細で高コントラストな断面画像を取得できる。ソフトウェアの改良により、実用的な画像解像度を向上させ、表示スピードを高速化した。

X線CT(コンピュータ断層撮影)システムは、マイクロフォーカス(微小焦点)X線発生装置とX線検出器の間で回転する検査対象物(ワーク)のX線透視画像をコンピュータ処理することで、ワーク内部を3次元で観察する装置。CT制御ソフトウェアは、CT装置の操作、データ取得、再構成、CT画像表示までの全工程で作業者をサポートする。

「inspeXio」シリーズは、島津製作所の産業用X線CTシステムにおける旗艦ブランド。金属や樹脂のワークを破壊せずにほぼリアルタイムで内部を観察できるため、主に自動車部品、電子機器、リチウムイオン電池などの品質管理、研究開発でご利用されている。島津製作所は、マイクロフォーカスX線CTシステム「inspeXio SMX-225CT FPD HR Plus」について、発売後1年間で国内外合計30台の販売を目指している。
(詳細は、https://www.shimadzu.co.jp)