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2018年に100GbEデータセンタースイッチ出荷が40GbEを上回った

April, 16, 2019, San Francisco--クレハンリサーチ(Crehan Research)のレポートによると、100GbEと25GbEデータセンタースイッチの顧客採用は著しく増加し、それぞれの技術の出荷は前年比で倍増となった。この増加は、データセンターEthernetスイッチ市場全体を2015年以来最強の出荷増に押上げ、収益実績は記録的となった。さらに、年間100GbEデータセンタースイッチポート出荷は、40GbEポート出荷を上回った。最初の高密度100GbEスイッチシリコンベースシステムの生産出荷が始まって約3年で、この移行が起こった。

 クレハンリサーチ社長、Seamus Crehanは、「10GbEと40GbEデータセンタースイッチ出荷は、それぞれ2018年減少したが、25GbEと100GbEは継続して大きく伸び、完全に100/25GbE時代に入ったことがわかる。圧倒的な価値提案により、この最新のデータセンターアーキテクチャは、今や広範に導入されつつある。パブリック、プライベート、ハイブリッドクラウドデータセンターは、幅広く多様なアプリケーションワークロードを扱っている」と説明している。

他の注目すべき調査結果
・全般的な市場平均販売価格は、2018年非常に安定していた。実際、過去4年、全般的なデータセンターEthernetスイッチ市場の平均販売価格の下落は、トータルで5%以下だった。
・2018年、全ブランドデータセンターEthernetスイッチ販売額の約半分をCiscoが占めた。同社のNexus 9000シリーズ100GbEおよび25GbEデータセンタースイッチング製品の非常に力強い採用によるものである。
・2018年、データセンターEthernetスイッチ収益と出荷シェアで最も伸びたのがArista、それらの領域の2つでシェアは3ポイント上昇した。
・4Q18に大きく落ち込んだが、HuaweiとH3Cは、2018年の年間データセンターEthernetスイッチシェアを伸ばした。
・10GbEデータセンタースイッチ出荷は2018年に落ち込んだが、下半期に弱含みだったとは言え、10GBASE-T出荷は伸び続けた。

 「100GbEスイッチングの導入拡大は、年間のポート出荷ランレートは数千万に近づきつつあるので、今年下半期に始まりそうな400GbE増加の非常に強固な基盤となっている」とCrehanはコメントしている。
(詳細は、http://www.crehanresearch.com/)