January, 28, 2019, Oxford--IPG Photonics Corporationは、ブラジルの通信装置会社Padtec SAの海底ネットワーク部門(SND)買収で合意したと発表した。Padtec SNDは、海底ネットワーキング技術とシステムのサプライヤ。取引は、両社それぞれの役員会で承認されている。通例の手続完了条件にしたがい、取引は2019年第1四半期に完了する見込である。
ブラジル、サンパウロに拠点を置くPadtec SNDは、光ライン増幅器(リピータ)、プロジェクト企画、マネージメント、実行サービスを含め、海底ネットワーキング技術を供給している。Padtec SNDの画期的な海底リピータ技術およびフレキシブルなビジネスモデルは、世界中に海底ケーブルネットワーク敷設を増やしている次世代データセンタおよびインターネット技術企業の技術的、ビジネス要件と整合する。
「Padtec SNDの買収によりIPGは、コアポンプレーザやファイバ増幅器技術を活用して、海底ネットワーキングシステム向けの市場を前進させる」とIPGの通信システムVP、Ekaterina Golvchenkoは話している。「ブラジルの大容量海底ケーブルネットワークの敷設を管理、実行するために、大手インターネットサービスプロバイダによるPadtec SNDの選定は、同社の進んだ海底ネットワーキング技術を強調している。Padtec SNDの海底ネットワーク技術とIPGのハイパワー光増幅器、ラマンポンプ、WDMシステム技術とを組み合わせることで、最先端のプラットフォームが可能になり、世界中で増加する海底ケーブルネットワーク敷設から利益を得ることができる」と同氏は付け加えている。
SNDの授業員は約30名。この買収は、2019年12月31日期末IPG会計年財務結果にとって重要ではない。