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三菱電機、プロジェクター用638nm赤色高出力半導体レーザー発売開始

December, 25, 2018, 東京--三菱電機株式会社は、プロジェクター用光源の新製品として、発光波長638nmの鮮やかな赤色で、世界最高のパルス駆動光出力3.0WにおいてMTTF 20,000時間以上を達成し、広い動作温度範囲を実現した赤色高出力半導体レーザ「ML562G86」を、2019年1月11日にサンプル提供を開始し、4月1日に発売する。
 この製品により、プロジェクターの高輝度化・小型化に貢献する。

新製品の特長
1.世界最高パルス駆動光出力3.0WにおいてMTTF 20,000時間以上を達成
・レーザ素子の構造や製造プロセスの改良により、従来比20%増となる世界最高のパルス駆動光出力3.0Wを実現し、信頼性の指標となるMTTFで20,000時間以上を達成
・視感度(lm/W)の高い波長638nmにおける高出力化により、レーザダイオ-ド1個あたり従来比20%増の約145ルーメン(lm)相当の光源の構成を可能とし、プロジェクターの高輝度化に貢献
2.広い動作温度範囲の実現によりプロジェクターの小型化・低コスト化に貢献
・放熱性の高い大型のφ9.0mm TO-CANパッケージにより、パルス駆動光出力3.0Wをケース温度0~45℃の広い動作温度範囲で実現
・上限のケース温度55℃の高温動作において、世界最高のパルス駆動光出力2.1Wを実現
・広動作温度範囲で冷却構造の簡素化が可能となり、プロジェクターの小型化や冷却ユニットの低コスト化に貢献
(詳細は、http://www.mitsubishielectric.co.jp)