December, 10, 2018, つくば--産業技術総合研究所(産総研)創薬基盤研究部門医薬品アッセイデバイス研究グループ 須丸公雄上級主任研究員、金森敏幸研究グループ長は、理化学研究所(理研)、片岡製作所、名城大学、株式会社 iPSポータル(iPSポータル)の研究者とともに、光応答性ポリマーとレーザを用いて、機械学習の一手法であるディープラーニング(深層学習)に基づき、培養細胞を高速に自動処理する技術を開発した。
この技術は、今後見込まれるヒト由来細胞の大量活用のニーズに応えるべく、機械学習に基づく培養細胞種の判別・純化や細胞単層の切断・均一細分化などを自動で高速に行うもので、培養細胞の精密処理や品質管理の自動化により、創薬や再生医療に貢献することが期待される。
この技術の詳細は、Communications Biologyに掲載された。
研究グループ
産業技術総合研究所(産総研)創薬基盤研究部門医薬品アッセイデバイス研究グループ 須丸公雄上級主任研究員、金森敏幸研究グループ長、理化学研究所(理研)バイオリソース研究センターiPS細胞高次特性解析開発チーム 林洋平 チームリーダー、株式会社 片岡製作所(片岡製作所)、名城大学(名城大学)理工学部電気電子工学科 堀田一弘教授、株式会社 iPSポータル(iPSポータル)
(詳細は、www.aist.go.jp)