April, 16, 2014--日本レーザーが日本における総代理店をつとめる仏国Amplitude Systems社(アンプリチュード・システムズ http://www.amplitude-systemes.com)
より、レーザー加工に適したハイパワーのファイバレーザー Satsuma HP2及びファイバアンプシステム Tangorが、2014年1月より発売されている。
いずれもAmplitude Systems社特許のファイバ設計及びアンプ技術により、高い平均出力とパルスエネルギーを同時に実現。また扱いやすい小型ヘッドで、産業用途での高速レーザー加工に最適である。
●Amplitude Systems社について
南フランスのボルドーに所在する、理科学・工業用途向けのLD励起超短パルスレーザーの専門メーカー。Amplitude Systems社は、姉妹メーカーであるAmplitude Technologies社との協力のもと、高い製造品質と積極的なR&Dを同時にすすめ、産業用ファイバレーザーからペタワットクラスのTi:Sapphireレーザーまで、多彩な超高速システムを供給している。同社のサンフランシスコ・オフィスは米国におけるフランスの起業家を支援するFrench Tech Hubに参加しており、2014年2月の仏国大統領訪問時の会合にも同席、ワールドワイドな先端企業としての地位を確立している。
●フェムト秒ファイバレーザー“Satsuma HP2”
従来の超短パルスファイバレーザーをしのぐ、高い平均出力(最大20W)と高パルスエネルギー(最大40μJ)を同時に実現したファイバレーザーシステム。繰返し周波数は2MHz、パルス幅400fs。ハウジングは小型で安定性に優れ、また使いやすい空冷システムである。オプションでSHG, THGも出力可能。
応用例
・高速マイクロ加工
・ディスプレイプロセス
・半導体プロセス
・マーキング&型彫り
・ナノストラクチャリング
主な仕様
・パルス幅 < 400 fs
・パルスエネルギー 40 μJ
・平均出力 20 W
・繰返し周波数 0 to 2 MHz
・波長 1030 nm
・M2 1.2
・ビーム品質 TEM00
・寸法 50cm x 33cm x 12cm
●フェムト秒ファイバアンプ“Tangor”
30Wの高い平均出力パワーを特長とする、非常に小型のフェムト秒アンプである。占有面積はわずか6cm x 51cmのコンパクトヘッドに加え、完全コンピュータ制御可能で、最先端の超微細加工システムへの統合が容易である。パルス幅可変オプションや高調波出力オプション(SHG, THG)も対応可能。
応用例
・微細深穴加工
・並列加工
・半導体プロセス
・深彫りマーキング&深彫刻加工
・ナノストラクチャリング
主な仕様
・パルス幅 < 500 fs
・パルスエネルギー > 300 μJ
・平均出力 > 30 W
・繰返し周波数 0 to 300 kHz
・占有面積 66cm x 51cm
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