November, 26, 2018, Eindhoven--EFFECT Photonicsは、2010年設立、DWDM光システム・オン・チップ技術に基づいた高集積光通信製品を供給している。同社は、シリーズB資金調達完了を発表した。
今回の資金調達は、チューナブルSFP製造ライン増設および、将来技術の開発を促進する。EFFECT Photonicsは、業界温度仕様のローコスト、波長可変光トランシーバの必要性に取り組んでおり、目的は次世代5Gモバイルインフラストラクチャへの導入。光トランシーバの世界市場の需要は、2017年の60億ドルから2023年には120億ドルに増加すると予測されている(Lightcounting, 2018)。
5G、第5世代ワイヤレス通信は、以下のような多くの多様なデバイス相互接続を可能にする。
・HD-ストリーミング・スマートフォン
・ドライバーレス、インテリジェント支援車輌
・HDおよび「always-on」セキュリティカメラ
・拡張現実/仮想現実(AR/VR)
これが今度は、コンピューティング機器やマシンを相互接続するIoTの普及加速となる。人と人、人とコンピュータの相互作用がなくなる。2017年の接続機器数は203億5000万(年間10億ドル超の金額)、2023年には511億の接続機器になる見込(Statista 2018)。
EFFECT CEO、James Reganは、「前世紀にエレクトロニクス集積革命でわれわれが見てきたことを今、フォトニクスで経験している。集積回路の誕生は、強力なソリューションの大量導入を可能にした。EFFECT Photonicsでは、われわれは全ての光機能をシングルチップに集積し、それを低損失、ローコストの非機密性パッケージングや自動チューニングと統合する。こうしてコアやメトロネットワークで実装されたソリューション、DWDMは世界中で、簡素でコスト効果が優れたスケーラブルな5Gインフラストラクチャ展開となる」とコメントしている。
(詳細は、https://effectphotonics.nl)