April, 16, 2014, Thousand Oaks--テレダインテクノロジーズ(Teledyne Technologies Incorporated)は、同社子会社テレダインインスツルメンツ(Teledyne Instruments, Inc)がフォトンマシーンズ(Photon Machines, Inc/PMI)を買収したと発表した。
PMIは、モンタナ州ボーズマンに本社があり、実験用にレーザベース試料導入装置を設計、製造している大手。買収条件は非公表。
PMIのレーザアブレーションシステムは、微量の試料があれば要素分析ができる。さらに、レーザアブレーションは、極めて高い空間分解能で、材料を抽出することができる。例えば、誘導結合プラズマ質量分析装置(LA-ICP-MS)とレーザアブレーションを用いることで、サンプルサイズが1マイクログラム(µg)であっても微量元素を正確に特定でき、数µm離れた位置にある微量元素の変動を分析することができる。そのような分析は、医療研究、犯罪科学、材料科学アプリケーションで有用である。
「PMIの買収は、2013年8月のTeledyne CETACの買収を補完するものである。2010年以来、PMIとCETACは提携して、レーザアブレーションシステムの開発、市販、サービスを行ってきた。共通のオーナーの下でわれわれは顧客に、技術、販売、サービスでより完璧な製品ポートフォリオを提供できるようになる」とテレダインの会長/社長/CEO、Robert Mehrabian氏はコメントしている。