November, 1, 2018, Sunnyvale--InfineraとTelia Carrier(世界No.1インターネットバックボーン)は、ライブ生産ネットワークで初の600Gリアルタイム伝送を発表した。
業界初のこの偉業は、最新世代Infinera Infinite Capacity Engine, ICE5で達成された。これは、光エンジンと業界No.1光パフォーマンスの経済性との垂直統合開発における継続的な迅速歩調を示すものである。64QAMと69Gbaudオペレーションを含むICE5 600G技術は、800Gに至る、次世代ICE6への土台となる。
トライアルは、サンフランシスコのパロアルトからTelia Carrier の生産ネットワークまで600G単一波長伝送を達成した。Telia CarrierはInfineraのFlexILSプラットフォームを基盤にしている。これは業界で最も広範に導入されているフレキシブルグリッドオープンラインシステム。トライアルは、Telia Carrierの導入ずみFlexILSが、600G以上で動作する次世代トランスポンダに対応することを示している。Teliaは、これにより近い将来、顧客の要求に応えて継続的に容量を拡張することができる。
Telia Carrierのチーフエバンジェリスト、Mattias Fridströmは「Infineraの600G技術は、当社の既存FlexILSネットワークに直ぐにも導入可能であり、これにより当社は増え続ける顧客の容量要求を満たしながら、ファイバ容量を増やすことができる」とコメントしている。
InfineraのCTO、Parthi Kandappanは、「当社のICE4光エンジンは、メトロデータセンタインタコネクトから海底ネットワークまで導入されて業界をリードするパフォーマンスを提供している。この600Gトライアルは、ICEパフォーマンスの次の段階の機能を示すものであり、将来的には800Gを超える波長を実現する」と話している。
Infineraは、波長あたり600Gが可能な商用製品を2019年早期に提供する計画である。