October, 17, 2018, Los Angels--隠された武器、爆発物を検出する最先端のESA特許スクリーニング技術を導入することでLA Metroの数千の日々の乗客は、安全な乗車が改善される。
新しいスクリーニングカメラは、LA Metroシステムの様々な箇所に設置され、人体の金属と非金属物体の両方を検出できる。スクリーニング能力は1時間に最大2000乗客。
カリフォルニア州ロサンジェルスカウンティでサービスをするLA Metroは、乗客スクリーニング技術を導入した米国初の大量輸送システムになる。装置は元々は、銀河の進化理解を支援するためにESAが開発した技術を搭載している。
LA Metro CEO、Philip Washingtonは、「われわれは、多数の死傷者を出す目的で、人が身につけている 急造の爆発機器や武器の早期視覚警告を得ることができる」とコメントしている。
UKの企業Thruvisionが開発したボディスキャナは、不審なものを見つけるために、非侵襲的、パッシブに人々をスクリーニングする。
装置は、人体を含む、温かいものならどんなものからも放出される、自然発生の極高周波「テラヘルツ」(THz)波の存在を検出することで機能する。
「あるものが衣服に隠されていたり、人に固定されていたりすると、この波は阻止され、システムのソフトウエアによってその存在が検出される」とThruvisionのチーフオペレーティングオフィサ、Stefan Haleは説明している。
初の実用的テラヘルツカメラは、2000年代早期に,UKのRutherford Appleton Laboratoryを拠点として、ESAをリーダーとするチームが開発した。目的は将来の宇宙飛行向けであった。複数のチームメンバーがThruvisionを設立し、その技術を地上で使えるようにスピンオフした。
元のチームリーダー、ESAエンジニア、Peter de Maagtは、「テラヘルツ領域で銀河を観察すると,宇宙の初期に銀河どのように形成されたか、宇宙の歴史を通じて星がどのように形成されたかの理解向上に役立つ。また環境モニタリングでは、この周波数はオゾン層破壊の詳細を明らかにすることができる、さらに地球環境の変化の理解にも役立つ」と話している。
Thruvisionは、ESA特許のテラヘルツ技術の権利を取得し、人々をスクリーニングする機能を開発した。現在、世界の18ヶ国で300台以上のカメラが設置されている。
LA Metroに設置されたThruvisionカメラは、単に乗客がそのシステムを歩いて通過する間に、10m離れて人々と隠された物体をスクリーニングして見つけることができる。人々は、通常の歩行速度を落とす必要はない。