October, 16, 2018, Santa Clara--フロリダ州立大学の研究チームは、ゼロ次分子クラスタを含む固有の有機-無機化合物が高効率の青色光を放出することを発見した。研究成果は、American Chemical Society誌で報告された。
化学と生化学助教、Biwu Maは、有機-無機ハロゲン化物ハイブリッド、新機能材料類にとり組んできた。一般的な金属ハロゲン化物ハイブリッドは、金属とハロゲン、有機または無機のいずれかとなる別の成分を含んでいる。
Maによると、これらの金属ハロゲン化物ハイブリッドは、Legoのようなピースでできた材料。それらが同じ化学成分、金属ハロゲン化物8面体を利用してアセンブリできるからである。
「基本的に、これらの材料全てが同じ成分を持つ。われわが取り組んでいることは、これらのLegoピースを組み合わせて異なる構成を形成する化学を発見すること、さらにその構成にともなう明確な特性、発光などを探求することである」と同氏は話している。
以前、Maのグループは、これらの構成要素を使って、金属ハロゲン化物層、ワイヤ、チューブを報告した。
金属ハロゲン化物クラスタの新開発の単結晶アセンブリは、高効率青色発光を示し、固体照明やフルカラーディスプレイアプリケーションの真色である。
「それは、素晴らしい光物性特性である。この量子効率は実際、これまでに報告された単結晶青色エミッタの最高値である」とMaはコメントしている。
(詳細は、https://news.fsu.edu/)