September, 18, 2018, Richmond--LUCID Vision Labs, Incは、5メガピクセルPhoenix偏光カメラのカラーバージョンを発表した。LUCIDは、独自の画期的な工業用ビジョンカメラの設計、開発会社。
モノクロバージョンPhoenix偏光カメラに追加して、LUCIDは、SONY IMX250MYR偏光カラーセンサをPhoenixカメラファミリに組み込んだ。ピクセルサイズ3.45µm、フレームレート最大24fpsの5 MP グローバルシャッタセンサは、ピクセルに偏向フィルタを付加した、IMX250 Sony Pregius CMOSカラーセンサをベースにしている。センサは、4つの異なる指向性偏向フィルタ(0°, 90°, 45°, and 135°)をすべての2×2アレイピクセルに有している。Phoenixカラー偏向カメラによりユーザは、個々の画像ピクセル偏向情報の色と角度の両方を計算することができる。
「当社が、Phoenixモノ偏向カメラをこの5月に発売して以来、強い需要が続いている。ここで、ポートフォリオにカラーモデルを追加する」と同社創始者/社長、Rod barmanはコメントしている。「カラーセンサ付偏向は、多くのアプリケーションにとって有益である。例えば、眼科では、偏向を使って眼から反射光を除去し、同時にRGB画像を使って眼の診断を行う。あるいは農業では、果物の収穫で、偏向とRGB画像の両方が果物の健全性と成熟度を判定できる。別の興味深い例では、UAVやドローンアプリケーションで、濃霧、かすみ、煙などを旋光分析ディヘイズ法
Phoenixカラー偏向カメラは、指向性偏向フィルタに加えてRGGB Bayer フィルタを備え、4×4アレイとなっている。原画像データは、偏向チャネル毎にRGB画像に加工される。偏向データとともにデインターリービングプロセスが、着色物の偏向可視化を可能にする。
超小型、多目的ボードデザインを特徴とする、Phoenixは24×24㎜、世界最小のGbE POEカメラである。NFマウント、レンズオプションで一段と小型フットプリントとなり、同等Cマウントレンズと比べて40%省スペース。すべてのLUCIDカメラは、GbE Vision 2.0およびGenICam3標準に適合しており、独自のArenaソフトウエア開発キットにサポートされている。