September, 7, 2018, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、25Gbpsネットワークアダプタの成長は、クラウドとエンタプライズからの需要により、2018年第2四半期に力強い勢いを維持した。市場が10Gbpsから25Gbpsへ移行するにともないコントローラとアダプタベンダの状況は変化している。
「25Gbpsポートの出荷は、100万を超えたばかりだが、2016年の登場以来、10四半期連続で成長している」とDellOro Groupのシニアビジネス分析マネージャ、Baron Fungは指摘している。「比較すると、10Gbpsが100万ポートの敷居を超えるのに21四半期以上かかった。当社の見方では、25Gbpsは、クラウドおよびハイエンドエンタプライズで新規サーバ導入の標準ポートとして10Gbpsに取って代わる。この移行により、25Gbpsのリーディングベンダ、メラノクス(Mellanox)は、過去4四半期で収益シェアを約10%ポイント増やした」。
レポートの要点
・10Gbpsポート出荷は、前期比で4%減、一方25Gbpsポート出荷は19%増だった。
・Smart NICポートの大半は、Tier1クラウドサービスプロバイダ、Amazonに出荷された。しかし、アダプタベンダ6社以上が、新しいSmart NIC製品を発表しており、これが次の6ヶ月で増加すると見られている。市場に波紋を広げる見込である。