August, 29, 2018, Berlin--中小規模の企業とともにベルリンとイェーナの研究機関が、中赤外スペクトルレンジの世界初のパルスジュールクラスレーザ光源を開発している。
レーザ技術の専門性を蓄積しているドイツの2地域で先頃、BMBF HECMIR プロジェクト (Mittlerer-Infrarot-Laser für die Hochenergie-Klasse –高エネルギークラス中赤外レーザ)が立ち上げられた。ベルリンとイェーナのパートナーは、中赤外(MIR)スペクトルレンジの新しい高エネルギーレーザ光源を共同開発する。
その共同プロジェクトでは、ジュール領域の高レーザエネルギーを出力する1.9µm波長のダイオード励起固体レーザが、初めて開発され、実証されることになっている。
このレーザ光源は、医療分野、材料加工、基礎研究のアプリケーションに高いイノベーション力を提供する。いくつかの基本的課題があるので、そのような強力なパルスレーザ光源は、この波長範囲ではまだ商用化されていない。
HECMIRワークショップ「高エネルギークラス中赤外レーザ」は、フォトニーク-ターゲ・ベルリン ブランデンブルク(Photonik-Tage Berlin Brandenburg)の一環として、2018、10月17日に予定されている。ワークショップは、そのような高エネルギーレーザ光源開発への最先端の技術的アプローチを扱う。