July, 12, 2018, Premstaetten--高性能センサソリューションの世界的サプライヤー、amsは、同社のローパワーIR VCSELレーザエミッタ、PMSILが、Androidプラットフォームをベースにしたスマートフォンでユーザー顔認証に世界で初めて実装されると発表した。
中国ブラドXiaomi(小米科技)の新しいフラッグシップスマートフォン、Mi8 Explorer Editionは、amsのIR VCSELレーザアレイを使用する顔認証システムを組み込んでいる。PMSILは、アイセーフインターロックを統合した完全VCSELフロッド照射システムであり、光学効率は非常に高く、発光時のバッテリー消費を最小化する。
PMSILは、エミッタダイ、ディフューザをコンパクトな3×3×1㎜パッケージに収容。温度に対して高いスペクトル安定性、<1nmの狭スペクトル幅が特徴。特注ビームプロファイルは、特殊スマートフォンのアプリケーションのニーズに精密設定可能である。
Mi8 Explorer Editionでは、PMSILは、顔の検出と認識のために常時ONモードで動作している。構造光システムのIR VCSELエミッタ、CS115もamsが供給する。IRエミッタはIRチップ・オン・基板VCSELアレイであり、その小型フットプリントと高光学効率もよく知られている。
amsのVCSEL技術は15年の開発成果であり、VCSEL製造プロセス技術、材料とパッケージングで多くの最適化が得られている。顧客は、業界で最も包括的で徹底的な評価試験データとパフォーマンスモデルを利用することができ、予測可能な特性、正確な品質と信頼性データが得られる。
amsとXiaomiの関係は、IRレーザアレイの提供以外でもあり、amsはTMD27253照度センサや近接検知モジュール、Mi8とMi8SEモデルを供給している。
(詳細は、https://ams.com/)