April, 1, 2014, Newton--ソーラボ(Thorlabs)は、新しい事業部門、Thorlabs Ultrafast Optoelectronics(Thorlabs-UFO)を始める。同事業の狙いは、100GHz帯域の高速オプトエレクトロニクス製品需要に対処することで、従来の通信市場以外のアプリケーションへの展開を狙っている。
新しい製品の範囲は基本的なコンポーネントから、Thorlabsの拡大を続けるフォトニクスツールカタログと調和する機器類まで。Thorlabsは、ミシガン州の活気があるフォトニクスコミュニティAnn Arborに、この新しいベンチャの拠点を置く。
Thorlabs-UFOは、市場の顧客の基本的な洞察力に沿って、最先端のフォトニクスとオプトエレクトロニクス製品およびシステムの設計、開発、製造を目指している。事業チームは、オプトメカニカル、半導体、超高速レーザ、イメージングシステム製品開発エリア内にすでに存在するThorlabsの専門技術を活用することができる。また、統合された知見とフィードバックループは、市場の特殊ニーズを狙う高速製品ラインに寄与し、Thorlabsのカタログ提供を拡大するものとなる。
ミシガン事業のジェネラルマネージャ、Janis Valdmanis氏によると、同事業の当初の目的は、レーザ、変調器、サブシステムなどの超高速オプトエレクトロニクスコンポーネントに向けられる。「究極的には、Thorlabs-UFOでのR&Dは、超高速レーザや高出力レーザ、オプティカル&ファイバオプティク機器、ライフサイエンス製品などThorlabsの他の取り組みを補完し、促進することになる」と同氏はコメントしている。